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十年後の自分へ、今の自分を忘れないでほしい

十年後の自分へ向けた個人的な文章。今の情熱、努力、失敗、一緒に歩いた人たち、そして始めた理由を忘れないでほしいという記録。

十年後の自分へ、今の自分を忘れないでほしい

もし今、あなたがこの文章を読んでいるなら。

少なくとも十年は経ったということだ。

その時のあなたは、もうエンジニアになっているかもしれない。

大学院で研究しているかもしれない。

どこかの会社で働いているかもしれない。

起業しているかもしれない。

今の自分にはまったく想像できない人生を送っているかもしれない。

でも、あなたが今どこにいても。

まず数分だけ立ち止まってほしい。

十年前の自分を見てほしい。


今の自分は誰なのか

今の自分は、一人の学生だ。

Cybersecurity、ロボット、Web 開発、AI、そしてさまざまな技術領域が好きな学生だ。

毎日、やりたいことがたくさんある。

いつも時間が足りないと感じている。

まだ知らないことがたくさんあると感じている。

夢まではまだ遠いとも感じている。

時には夜更かししてプロジェクトを急ぐ。

時には大会のために遅くまで練習する。

時には失敗して、自分を疑う。

そして時には、小さな進歩だけで長いあいだ嬉しくなる。


今の自分は何をしているのか

今の自分は、たくさんのことを学んでいる。

CTF をしている。

Cybersecurity を学んでいる。

Web 開発を研究している。

Medical Cybersecurity に触れている。

ROS2 を学んでいる。

自律移動ロボットを研究している。

本当に動くロボットを作ろうと努力している。

そして、自分と同じように技術を愛する学生たちを導こうとしている。

疲れることもある。

でも、この生活がとても好きだ。


あの人たちを忘れないでほしい

十年後のあなたへ。

かつてそばにいてくれた人たちを、まだ覚えているだろうか。

一緒に大会に出た人たち。

一緒に夜更かししてプロジェクトを急いだ人たち。

一緒に未来について話した人たち。

かつてあなたを信じてくれた人たち。

かつてあなたを助けてくれた人たち。

そして、かつてあなたが助けた人たち。

もしかすると今では、みんな違う人生へ進んでいるかもしれない。

エンジニアになった人もいるかもしれない。

先生になった人もいるかもしれない。

起業した人もいるかもしれない。

もう技術に触れていない人もいるかもしれない。

それでも忘れないでほしい。

彼らはみんな、あなたの青春の中にいた人たちだ。


あの失敗を忘れないでほしい

十年後のあなたがうまく過ごしているなら。

今のあなたがかつて失敗したことを忘れないでほしい。

大会で負けたことがある。

申請で拒まれたことがある。

自分がこの道に向いているのか疑ったことがある。

一通のメール、一つの結果、一つの大会のために長く落ち込んだことがある。

でも、そうした失敗があったからこそ。

あなたは少しずつ、今の姿になっていった。


なぜ始めたのかを忘れないでほしい

未来のあなたは、たくさんのものを持っているかもしれない。

地位。

給料。

名声。

肩書き。

成果。

でも忘れないでほしい。

最初に Cybersecurity を学び始めたこと。

大会に参加し始めたこと。

技術を研究し始めたこと。

それは本当は、そうしたもののためではなかった。

ただ本当に面白いと思ったから。

本当に好きだったから。

本当に答えを知りたかったからだ。


自分が憧れた特質も忘れないでほしい

ここまで歩いてきて。

自分は誰かを本当の偶像として見たことはあまりない。

でも物語の中のある人物たちは、知らないうちに長く自分に影響を与えてきた。

彼らがどれほど強いかではない。

どれほど完璧かでもない。

彼らの中に、自分がずっと憧れてきた特質があったからだ。

真相への執着

ある種の人がいる。

どれほど複雑なことに向き合っても。

他人が差し出した答えを簡単には受け入れない。

いつも自分で考える。

自分で証拠を探す。

自分で物事の本当の姿を組み立てる。

たとえ真相が美しくなくても。

たとえ結果が期待通りでなくても。

それでも追い続ける。

未来のあなたには。

この真相への好奇心を失わないでほしい。

年齢、地位、経験を理由に考えることをやめないでほしい。

そして、他人の声のために自分の判断を手放さないでほしい。

責任を背負うこと

また別の種の人もいる。

他人に見えない場所で、静かに責任を背負う人だ。

必ずしも一番まぶしい人ではない。

それでも必要な時には立ち上がる。

自分が大切にする人を守る。

自分が信じるものを守る。

時には自分の時間、感情、理想を犠牲にしなければならない。

ただ周りの人がもっと遠くまで歩けるようにするために。

この数年。

自分が帶隊を始め、

後輩を助け始め、

少しずつ責任を背負おうとしたとき。

ようやくその感覚を理解し始めた。

成長とは、自分を強くすることだけではない。

誰かがあなたを必要とするとき。

頼れる人になろうとするかどうかなのだ。

諦めない勇気

さらに別の種の人もいる。

前の道が難しいと知っていても。

結果が望み通りにならないかもしれないと知っていても。

それでも前へ進むことを選ぶ人だ。

怖くないからではない。

怖くなった後でも、なお立ち上がることを選ぶからだ。

人生もきっとそうだと思う。

誰も永遠に順調ではいられない。

誰もずっと成功し続けることはできない。

誰でも転ぶ。

誰でも迷う。

誰でも自分を疑う。

でも本当に大切なのは、何度転んだかではない。

転んだ後、まだ前へ進もうと思えるかどうかだ。


もしあなたがすでに成功しているなら

十年後のあなたが、もう多くの目標を達成しているなら。

今の自分を見下さないでほしい。

今の自分は、必死にあなたになろうとしているからだ。

未来がどんな姿になるのかは分からない。

でも今の自分が本当に努力していることは分かっている。

だから未来のあなたにも、今の自分を誇りに思ってほしい。


もしあなたがまだ成功していないなら

十年後のあなたが、まだすべての夢を達成できていないと気づいたとしても。

それでも大丈夫だ。

今の自分も、まだできていない。

私たちはどちらも、まだ道の途中にいる。

そしてそれは本来、人生の一部だ。


最後に

十年後の Seraph へ。

もしある日、偶然このブログに戻ってきて。

この文章を見つけたなら。

今の自分を思い出してほしい。

あの夜更かしの夜を思い出してほしい。

一緒に努力した人たちを思い出してほしい。

期待されなかった時期を思い出してほしい。

かつて夢を信じていた自分を思い出してほしい。

その時のあなたが。

今も好奇心を持っていて。

今も学ぼうとしていて。

今も誰かを助けようとしていて。

今も未来を信じようとしているなら。

もしそれができているなら。

きっと今の自分は。

とても嬉しいと思う。


十年後のあなたが、今の自分をまだ覚えていますように。

– 2026 年の Seraph